猫でもわかる宇部小野田弁講座

うちゃ生粋の宇部っ猫、シャコンヌじゃけえねー 
名詞
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ええころ=いい加減・大概
「ええころにせいよ」
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えぶ=落ち葉を集める竹編みのちりとり (標準語では絵符:荷札)
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おおぼっか=細かいことを気にしない人、脳天気な人
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おそれ=臆病者、チキン
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かっちん=借金
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かばち=理屈、とくに屁理屈とか口答えのこと
(古)上下顎骨の意味から:単独で感動詞として使うことも多い
「ちゃんと数学の宿題やっちょけよ」
「微分積分?こんなん、社会に出てもなんも役にたたんわーや!」
「かばちはええけぇ、早よやっちょかんにゃ!」
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かばちたれ=詭弁家
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がんぜき=熊手(竹ぼうきの一種)
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きもやき(肝焼)=放蕩
「またうちのきもやき息子がわるさしちょる!」
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げさく=下品
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げってん=変わり者
(仏教用語)外典:げてん 仏教からみて、仏教経典以外の典籍・書物に由来
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こおこお=たくあん(大根の漬物)
「床波名物こおこおはいらんかね」
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こけ=垢
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こんなん=こいつ
こんなん!わやしよらーや!
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しんき=退屈
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すいばり=木の細い繊維
「あいたっ!なんか思おたら、すいばりがささっちょらあね」
(黒岩陽子さん@東京理科大学提供)
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ずいたれ=つまみ食い、およびつまみ食いする人
(黒岩陽子さん@東京理科大学提供)
「おお、YCAMのアンコーラのケーキ、ぶちうまいけぇずいたれしちゃろー」
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ぢげ(地下)=地元
(古)貴族から見た庶民・平民の意味からさらに領土を表す
「きょうは地下の集まりがあるけえ、遅うなるよ。」
防長地下上申=幕末山口県の地理・行政区分を書いた公文書
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ちんぐー=親友・朋友
韓国語から由来
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つっぺ=プラスマイナスゼロ
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とうじん=愚か者:特に怒って、相手を罵倒するとき(木戸刈屋地区)
「なんしちょるか!! このとうじんが!!」
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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どうもこうも=円筒状の縦長マフラー。冬季、漁師が首に通し防寒の役目をする。
素材はウール(木戸刈屋)
100%ものが主流。なかにはカシミアの「どうもこうも」があるらしい。縦に長
いため伸ばし頭を覆うことも可能。防寒首巻きキャップ。
想像し難いかもしれませんが、確かに漁師の方々は使っています。ただ、高泊地
区の漁師の方々が「どうもこうも」と呼んでいるか不明です。(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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どおかん=悪ガキ
このどおかん坊主が!
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どべ=ビリ、泥
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なんぎ(難儀)=困る
「図書館に酔っぱらってくるっちゃあ難儀なヤツじゃのう」
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にくじ=悪口
「きのうニフティのCBでナンパしたら全員からおおにくじゆわれたっちゃ」
「2ちゃんねる見たらおまえのにくじ、ぶちようけかかれちょるど。」
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昼のかかり=午後一番
(中嶋誠さん@システムイン山口提供)
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びんぼく=肩車
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ぶるとっぴん=超高速、疾走、韋駄天
ぶり(ぶち)+突飛または英語のtop?
「ぶるとっぴんでいくけぇ、待っちょけよ〜」
「真夜中の山陽本線いってみ、コンテナ特急が何本もぶるとっぴんじゃけ、ぶち迫力あるど」
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へちゃむくれ=美人でないこと
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へんくー=偏屈者、へそ曲がり
「まだお前MZ80Kで給与計算しちょるんか!ぶちへんくーじゃのう!」
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びったれ=不精者・不潔な人
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ほいと(ほえとう)=ホームレス、乞食
(古・仏教用語)陪堂 ほいとう:托鉢僧・飯米の施しを表す
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めんめん・めえめえ=おのおの
「きょうのごはん、めんめんで食べえや。」
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やし=インチキ・不公平
香具師から?
「こんなあ、やしじゃーや!」
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わやくちゃ=無茶苦茶
「わやくちゃすんなーや!」
動詞
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いぬる=帰る
(古)往ぬ
居能(宇部線の駅)にいのう(し、失礼!)
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いろう=触る
「このマック、絶対いろうちゃいけんよ。」
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えどる=なぞる
絵取るから?
「イラレ(Adobe Illustrator)で写真えどって練習してみぃや。」
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おおくじくられる=怒られる、叱られる、大目玉くらう
「昨日女房のパソ使ってダウンロードしたエロ動画がばれておおくじくられたいや。」
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おる=居る
「たなべっちは出掛けておらんど。」
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かった=借りた
「小野田図書館で本かってくるけぇ。」
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かるう=背負う
「バイオと外付けHDDと専門書かるうて宇部の町中歩くとえらいっちゃ。」
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こおた=買った
「京屋書店と往来舎で本こうてくるけぇ。」
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しまかす=心配掛ける、びっくりさせる
「また財布落したんかぁ?よいよお前しまかすのう!」
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しやわす(幸す)=助かる、役立つ、ありがたい
「期日までに本を返却いただくと幸せます。」
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じらをいう(じらくる)=駄々をこねる・わがままを言う
「ほんとこん子はー、図書館でじらくうちゃいけんよぉ!」
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たう=届く
「あんたぁ背が高いけえ一番上の本たうじゃろが、とってーや。」
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たまげる=驚く
「あっとたまげる為五郎」(をいをい^_^;)
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つばえる=じゃれる・戯れる
「きのうシャコ(猫)がつばえてひっかいたんよ」
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ちばける=甘えてふざける
「なにちばけたことゆうちょるんかっちゃ!?」
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てごする=手伝う
「遊んじょるんじゃったらちぃとはてごしいや!」
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なおす=片づける (標準語:修理する・治療する)
「本を読んだらちゃんと書架になおしちょきーや」
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はぶてる=すねる・ふてくされる・ふくれる
「そねえ、はぶてんでもえーわーね」
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へしゃげる=(物理的に変形を伴って)壊れる
「俺のバイオノート、へしゃげたけなおさんにゃいけん。」
「わっ!ちんくしゃ!へちゃむくれ!ぶちへしゃげた顔じゃーや」
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ほろける=落ちる
「ボタンがほろけたけえ、つけちょってーや」
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やぶつ=壊す
「おい、たのむけえATOKの辞書やぶちんなーや」
形容詞
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いなげ=怪しげ
「なんかいなげなオンラインソフトか思うたらウィルスじゃーや」
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えらい=疲れた・しんどい
「あー、えらー。はよ酒のんで寝よ…」
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かつえる=腹減った
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こまい=小さい
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しろしい=うるさい、煩わしい
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しんきな、しんきくさい=つまらない、退屈な
辛気から?
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びっしゃ=ずぶ濡れ
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せわしい=忙しい
「土日の図書館っちゃ、ぶちせわしいのう!」
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せんない=つまらない・しんどい(山口県東部が主)
(古)詮無しから由来
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たいおっかな=すごい、大それた(木戸刈屋地区)
「今日はぶちでかい魚が釣れたな! たいおっかなな!」
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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たえがたい=申し訳ない
耐え難きから
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ちんちくりん=(服などが)短い
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ねつい=几帳面な・しつこい
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のうがわるい(脳が悪い)=頭が重い・気分が悪い
「うそぉ、また一般保護違反エラーじゃあね、のーがわるうなってきたっちゃ。」
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はばしい=気性が激しい
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はしかいい=気の短い
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ほおとくない=汚い・みっともない
「なにー、デバッグで1ヶ月も風呂に入っちょらんって?ほーとくなー!」
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みてる=(買い置きや在庫が)無くなる
「わー、バックアップ用CD−Rがみてた!真夜中じゃしー、どねえしょうか?」
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みやすい=容易な・簡単
「やっぱしまだまだMacのほうがみやすいっちゃね。」
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やねこい=難しい・気難しい・一筋縄では行かない
「WindowsXP、SP2のアップデート、ぶちやねこかったよ。」
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接頭語・接続語
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えっと=たくさん
おもに高齢者の間で使用。
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ごっぽ=たいそうな、とっても、ぶち、きわめて
えっとと同じく比較的高齢者層で使われる。
ごっぽええな : とってもいいね
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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さで=たくさん
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なして=なぜ、どうして
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ぶち・ぶり・ばり=とても(宇部小野田弁の最重要語です、ぶり・ばりは派生語)
山口のほか広島西部でも使います。おもに戦後生まれから若い層の間で幅広く使用。
岡山弁の「ぼっけぇ」、関西弁の「めっちゃ」、名古屋弁の「どえりゃあ」に相当
ミニレストランはしもとの『ぶちうまカレー』文字通りぶちうまいど!
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へーから=それから
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よいよ=まったくもう!(呆れる、戒める意味で)
「きのう、図書館の利用者端末にこっそりエッチJPEGいれちょったいや」
「ぃよい〜よ!わやするでよ!」
よぉー=良く(強調)、能く(可能)
「明日朝早いけ、よぉー寝ちょきーや」
「わお〜!よぉー冷えるのぉ!」(日本ブレイク工業逆再生歌宇部小野田バージョン)
「そねぇな難しいこと、よぉーせんっちゃ!」
接尾語
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〜いね(女性)・〜いや(男性)=〜よ
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〜じゃけえ(じゃけん)=〜だから
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〜じゃ=〜だ
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〜しさん、〜しんさい=〜しなさい
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〜そ・〜ほ=〜だよ(こちらも宇部小野田弁最重要語)
さらに+いね。+いや。 +っちゃ。を付加する用法もきわめて多い。
ほかに疑問文として〜なわけ?という意味もある(後述)
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〜っちゃ=〜だよ、〜って言っているだろ!(同じく最重要語)
「わかったっちゃ!もう、しつこいのう!」
「ええっちゃ、ええっちゃ、わたしがおごるけぇ」
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〜ちゅう=〜という
「なんちゅうことを!」=非難・ブーイングで多用されます。
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〜ちょる=〜ている
戯れ歌で「いっちょるといっちょるでにちょる、にちょるとにちょるでしっちょる〜」
というのがあった。
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〜でよ=(否定的な意味で)〜だなあ
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〜ど=〜ぞ
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〜じゃのう=〜だなあ
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〜やあ=〜じゃないか!(強意) または 〜ください(依頼) 〜ましょう(誘いかけ)
「DOSのフロッピー?ここにあらーやあー!よぉ見ぃや!」
「はよ図書館行こうやあ、6時になったら閉まるけぇ」
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〜ん? 〜ほ? 〜なん?=〜の? 〜なの? 〜わけ?
「あした山口行くん?」
「うん、8時に新川駅に来いや」
「そうなん?わかった。」
※ 正しい宇部・小野田流言い合い講座(笑)
小野田っ子:あんたぁ、なんなん?
宇部男 :お前も、なんなん?
小野田っ子:じゃけー、なんなんかっちゃ!?
宇部男 :お前こそ!なんなんかっちゃ!?
以下、無限ループ・スパイラルに突(ry)
決して印度パンのナンについての議論ではありません(撃沈)
余談ですが、宇部全日空ホテル前のインド料理専門店「ガネーシャ」のナンは
絶品ですねぇ、あ、そうそう、山口市のシバも本家なのでぶちうまいっちゃ。
感動詞
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それ=そう、相づちをうつときに頻出
「今日はええ天気じゃね〜」
「それっちゃ。どっか行こうやぁ」
このほかにも
「それいや」(男)「それいね」(女)単に「それ」
と使う
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おえりゃーせんのう=やっとられるか!(半ば諦めの感情も込めて)
日常の挨拶
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おはようございました、おわした=おはようございますの過去形でありながらも意味は全く同じ
何故過去形なのか、不明です^^;
(木戸刈屋・厚南地区)
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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たーはやーな=おはようございます:但し午前5時30分以前の挨拶(木戸刈屋地区)
(朝5時頃) 「あんた、たーはやーな。 あんたも、たーはやーな」
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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何でもご心配=挨拶
会合などの集まりに参加したときに「こんにちは」程度の挨拶。主催者参加者に
対する儀礼の意味を込めている。
(川崎晶二さん@千葉ご在住提供)
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ようおいでました=ようこそいらっしゃいませ
昭和50年頃、山口県の観光キャンペーンCMで「おいでませ、山口」っちゅうんが流行ったが、ちょっと発音が違っていましたねぇ。
「まあまあ、北海道からよーうおいでましたのぉ」

用法の例
一般的な会話
(標準語)
(利用者)おはようございます。図書館はきょうあいていますか?
(司書T)大変申し訳ないんですが、今日は閉館です
(利用者)まあ、なぜ閉館なのですか?
(司書T)はい、今日は館内整理の日になっていますので、
(宇部小野田弁)
(利用者)おわした、図書館っちゃー、今日あいちょるんかね?
(司書T)ぶちたえがたいんじゃけど、今日は閉館しちょります。
(利用者)なんちゅうことじゃ、なして閉館しちょるん?
(司書T)はい、今日は館内整理っちゅうことですけえ...
夏目漱石 小説「こゝろ」から
(オリジナル)
私はただKが急に生活の方向を転換して、私の利害と衝突するのを恐れたのです。
要するに私の心は単なる利己心の発見でした。
「精神的に向上心のないものは、ばかだ」 私は二度同じ言葉を繰り返しました。
そうして、その言葉がKの上にどう影響するか を見詰めていました。
(宇部小野田弁)
わしゃただKがぶち急いで生活の方向を転換しちゃったけぇ、
わしの利害と衝突するっちゅうのをよいよ恐れたんっちゃ。
ぶっちゃけた話、わしの心は単なるこまーい利己心の発見ちゅうことやったんよ。
「精神的に向上心もっちょらんやつは、ばかたれじゃーや」 わしゃ、二へんおんなじことをゆうたほ。
へーから、その言葉がKの上にどねえ影響するかを見詰めちょったほいね。
某超有名ワープロソフトのマニュアルから
(オリジナル)
コマンドとは、一太郎の機能を実行する指令のことです。
階層構造になっており、目的のコマンドまで次々とメニューを選択していきます。
最終コマンドを選択すると、実行されます。
一太郎を起動すると、画面上部に常にメニューが表示されています。
これをプルダウンメニューといいます。
(宇部小野田弁)
コマンドっちゃ、一太郎の機能を実行する指令のことをゆうちょるんよ。
階層構造になっちょるけえ、目的のコマンドまで次々とメニューを選択していけるんよ。
ほいで、最終コマンドを選択してみさん、これで出来るんちゃ。
へーから一太郎を起動してん。画面の上に常にメニューが出ちょるじゃろう。
これをプルダウンメニューっちゅうんよ。
関西風かけあい漫才
(オリジナル関西弁)
(難波)あんさん、夕べどこいってはったんね?
(梅田)山口県の宇部やねん、そら、「ゆ・うべ」いっとったいうやんか
(難波)あほくさ、なにぬかしてんねん
(宇部小野田弁)
(カッタ君)あんたぁ、夕べどこいっちょったんかね
(きらら)うん、宇部にいっちょったそいね。ほれ、「ゆ・うべ」いっちょったっちゅうじゃろ
(カッタ君)かばちー!つまらんこといいさんな!
2ちゃんねるでおなじみ吉野屋コピペ(古っ!!!)
(数年前に言語板「吉野屋コピペを方言で」スレに投稿したものです。)
(オリジナル)
そんな事より>>1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。
150円だよ、150円。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。
よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、150円やるからその席空けろと。
吉野家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、つゆだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。
お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、つゆだくって言いたいだけちゃうんかと。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、
ねぎだく、これだね。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。
ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。
で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。
しかしこれを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってこった。
(宇部小野田弁)
そねぇなことより聞いてぇや>>1よ。スレとあんまし関係ないんじゃけどね−。
昨日、近所の吉野家行ったほっちゃ。吉野家。
ほしたらなんか人がぶちようけおってねー座れんほいね。
で、よぉ見たらなんか垂れ幕下がっちょって、150円引き、とか書いちゃるんよ。
ぃよい−よ、もうね、アホじゃーや。馬鹿じゃーや。
お前らのぉ、150円引きくらいで普段よう来ん吉野家に来(く)んなぁーや、ボケが。
150円ど、150円。
なんか親子連れとかもきちょるし。一家4人で吉野家か−や。おめでたいのぅ。
よーしパパ特盛頼んじゃるどー、とか言いよるほ、もう見ちょられんっちゃ。
お前らのぉ、150円やるけぇ早よその席空けれーや。
吉野家っちゅうんはのぉ、もっと殺伐としちょるべきなんちゃ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしゅないほいや、
刺すか刺されるか、そねえな雰囲気がええっちゅうほいや。女子供は、すっこんじょれ−や。
で、よーやっと座れたか思うたら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言いよるほいね。
そこでまたぶち切れですいね。
あんのぉ、つゆだくなんてきょうび流行らんほっちゃ。ボケが。
得意げな顔して何が、つゆだくで、かっちゃ。
お前は本当につゆだく食いたいんかと問いたいど。問い詰めたいほっちゃ。
なんなんかっちゅうて小1時間問い詰めたいんっちゃ。
お前、つゆだくって言いたいだけじゃろーがーやかと。
吉野家通の俺から言わせてもらやー今、吉野家通の間での最新流行はやっぱし、
ねぎだく、これっちゃ。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方いや。
ねぎだくっちゅうのはねぎが多めに入っちょる。そん代わり肉が少なめ。これいね。
へーで、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強っちゃ。
へじゃけどこんなん頼むと次から店員にマークされるっちゅう危険も伴う、諸刃の剣。
素人にゃーお薦め出来ん。
まあお前らド素人は、牛鮭定食でも食いよけっちゅうこといや。


参考文献
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山田亀之介著 宇部方言集 1961年 宇部郷土文化会
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山中六彦編 山口県方言辞典 1975年 マツノ書店
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森川信夫著 面白くて為になる山口弁よもやま話 2002年 森川信夫
ホームページもあります。
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小野田市史編纂委員会編 小野田市史−民俗と文化財− 1987年 小野田市
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宮本常一・財前司一著 日本の民俗35−山口− 1974年 第一法規
-
小学館辞典編集部編 方言の地図帳 2002年 小学館

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Tetsuya Tanabe:tanabe@urban.ne.jp